活動について

2019.10.06

西成区民まつりで200名の無料骨密度測定

~「骨密度」は、骨の強さを判定するための重要な指標~

 骨粗鬆症患者は国内で推定1000万人が存在していると言われています。加齢とともに骨量が減少し、ピーク時平均の7割を切ったら骨粗鬆症で骨折リスクが高くなります。その前に、骨の健康状態を数値化して知ることで、早期に骨量減少を発見できるため、予防や治療を行うのに役立ちます。

 

 

 音波で踵の骨の骨量を測定します。骨代謝の早い海綿骨を多く含む踵の骨を、身体に負担のかからない超音波で安全に約10秒程の速さで測定することができます。足を装置にのせるだけの簡単な検査ですので、測定の準備時間を含めても2分程度で終わります。

 

 

 「骨密度」は、骨の強さを判定するための代表的な指標で、 骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。骨密度は若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。

 骨密度検査は、骨の健康を知る上で重要な手がかりです。 特に女性の方には症状が無くても、40歳以上になったら定期的に骨密度を測ることをお勧めしました。

 

 

救護対策室 細川 泰由