活動について

2016.04.16

本会救護対策室がラグビーの救護に参加

4月16日(土)、17日(日)の二日間、J‐GREEN堺において「第11回関西惑ラグビーフットボール大会」が開催されました。

40歳以上のシニアラグビーチームが一堂に会され、熟練したパス回しや、年齢を感じさせないタックルなど、迫力あるプレーで白熱した試合が展開されました。大会ルールの特徴は、危険なタックルやラフプレーなど相手に障害を与えるようなプレーは禁止で、退場になる場合もあります。

この二日間に本会救護対策室からそれぞれ8名の救護員が派遣され、メディカルサポートを行いました。

初日は、多数の指の脱臼と中手骨脱臼、肩鎖関節脱臼があり、施術を施しました。グラウンドで脳震盪により記憶を失った選手には救急車を要請した場面もありました。二日目は、昨日からの痛みもあるのか、試合前から多くのテーピング希望(指・手・膝・足・肋骨・大腿部・下腿部)の選手が救護ブースを訪れました。また、プレーの中で肋骨骨折の疑いのある選手にはドクターが診断の上、柔道整復師が晒しを巻くという連携もありました。

応急処置結果は、16日が51名、17日66名という多数にのぼりました。

救護対策委員 細川 泰由