ブックタイトル第11回 大阪学術大会論文集
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第11回 大阪学術大会論文集
動的安定を考えた鎖骨テーピングについて金田英貴1)、柳永善2)、関寛樹3)1)生野支部/金田整骨院2)吹田支部/みらい鍼灸整骨院3)旭支部/旭区清水整骨院■キーワード動的安定・鎖骨・テーピング■はじめに第9回大阪学術大会にて『肩鎖関節障害に対する鎖骨へのアプローチ』を発表した。この発表で鎖骨に長軸方向に施術を行うことは、短時間で鎖骨の機能が改善し、疼痛の軽減、上肢の動作改善などの効果が期待される施術であると報告した。今回、鎖骨の施術に加え動的安定を考えた鎖骨テーピングを行った結果、除痛や機能回復が促進されたため報告する。図2■方法1施術:鎖骨外1/3から母指を使い持続牽引をかける。2肢位:上腕を外転・外旋位を保ちテーピングを施す(図1)。3テーピング:鎖骨1/3から肘頭までテーピングを施す(図2)。4その後上肢を下垂する(図3)。5上肢の水平伸展を行う。図3図1■症例初見:H29.7.21性別:16歳女性主訴:左肩の痛み原因:ソフトボールの練習中にヘッドスライディングした際に左肩を捻り負傷既往歴:右足関節捻挫ポジション:ピッチャー■傷病名肩鎖関節Ⅰ度損傷■身体所見疼痛(+)・熱感(+)・動作時痛(+)※外転・外旋90°(三角筋中部線維疼痛)要望:1週間後の合宿参加希望36