ブックタイトル第11回　大阪学術大会論文集

概要

第11回　大阪学術大会論文集

メディカルハイドロバッグをもちいた関節整復PVL（脳室周囲白質軟化症）患者の著効した一症例について復師としての視方、症状判断、施術、運動療法という形で、病院とのリハビリと並行して、週に1度の施術と加圧トレーニングによる機能訓練を行った。膝、足関節への整復■方法使用したメディカルハイドロバッグ図5肩、肘、手首への整復図6図3荷重関節への荷重圧（疑似立位姿勢）患者仰臥位にて、6大関節のROM、MMT、関節挙動、知覚検査、下肢腱反射確認後、痙性麻痺の確認されている下肢帯、上肢帯も含めすべての関節に順次、徒手とメディカルハイドロバッグによる関節整復を施し、各関節に荷重圧を加えていく。股関節への整復、骨盤環への荷重圧図7図4その後、ベッドに備え付けた足底板にて疑似立位をとり、徐々にベッドの角度を上げていき、最大45度付近まで傾斜させて、全身の荷重関節に荷重圧をかけて数分保持。状態に応じて起坐動作トレーニングを行った。33