ブックタイトル第10回 大阪学術大会 論文集

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概要

第10回 大阪学術大会 論文集

柔道初心者の背負い投げにおけるタイプ別判別法~股関節の内外旋に着目して~■考察考察1背負い投げでは前方に投げるため両膝と両足が平行に前方へ向くよう指導されることが多い。考察4しゃがみこみ時股関節内旋・内転になりやすい跳ね上げ時股関節内旋・内転状態で伸展することになる内側型図11図8考察2右組手では右下肢を軸として、右股関節は内旋・内転位から体幹の回転が始まる。相手の懐になるべく早く入って行こうとするため、大きな体幹回転軸から小さな体幹回転軸に変化し中央に寄りやすい。■結論結論・初心者の背負い投げしやすいタイプの判別法として有用である。・特に筋力トレーニングに向いていない中学生以下の若い柔道初心者に有用だと言える。・注意点としてアライメントのずれは障害の危険性があるため、障害予防には早期「型」の習得が必要である。図9図12考察3未熟者は体幹回転軸上部が左右に傾き、膝が外反する。図1006