ブックタイトル第10回 大阪学術大会 論文集

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第10回 大阪学術大会 論文集

中学生の野球肘に対する有効的な投球フォーム指導についてMER時に前腕軸を後傾させないイメージ図■結論図6本研究を通して、中学生期の野球肘の原因である外反ストレスが軽減する有効的な投球フォームの改善ポイントは明らかになった。しかし、今回述べた考察の証明ができておらず、中学生以外の年齢を対象とした投球障害部位と年齢との関係性など依然として多くの課題が残るため、それらは今後の研究の課題とする。■参考文献表1)児玉雄二ら:『成長期野球選手の障害予防と身体の強化策について』.リトルリーグ信越連盟指導者講習2014表2)callwayら,1997から抜粋図1)福林徹ら:『投球障害のリハビリテーションとリコンディショニング』.文光堂,2010図2)粕山達也『運動発達障害としての投球障害』.健康科学大学紀要第11号,2015図3)正樹康寛:『ストレートとカーブの投球動作の運動学・動力学解析』.2010(一部変更)1)菅本一臣ら:『高校野球における上肢障害の統計学的検討』.臨床スポーツ医学. 2001-2 ,18 ( 2 ) :137-1412)伊藤博一ら:『年代別肩・肘有痛部位と真下投げVAS評価の詳細』.日本臨床スポーツ医学会誌,2009;17:362-3723)野上明子ら:『野球肘の再発予防を目的としたフォーム指導』.九州・山口スポーツ医・科学会誌2005 ;17:99-1044)岩間徹ら:『野球肘に対する投球フォーム指導の効果』.日本臨床整形外科医会会誌2002 ;27:30-335)中村章喜ら:『当院における投球フォーム指導の実際』.名鉄医報2005;47:20-236)Brogdon BG, et al. :“Little leaguer's elbow”.AmJ Roentgenol 1960 ; 83:671-675.7)粕山達也:『運動発達障害としての投球障害』.健康科学大学紀要第11号. 2015;73-818)川越誠ら:『当院のスポーツ外来患者における障害調査報告』.第16回よこはまスポーツ整形外科フォーラム抄録集:15, 2008.9)森原徹ら:『パフォーマンスUP!運動連鎖から考える投球障害』.全日本病院出版会2014;10610)宮下浩二:『スポーツによる上肢の運動障害の予防とリハビリテーション』.日職災医誌2012,60 :131-13611)Callaway GH, Field LD, Deng XH:“Biomechanicalevaluation of the medial collateral ligament ofthe elbow”.J Bone Joint Surg 1997;79-A:1223-1231.12)宮西智久ら:『野球の投球動作における体幹および投球腕の力学的エネルギー・フローに関する3次元解析』.体力科学1997;46:55-68.13)O’Driscoll SW, Morrey BF, An KN:“Intraarticularpressure and capacity of the elbow”.Arthroscopy 1990;6:100-103.14)Davidson PA, Pink M, Perry J:“Functionalanatomy of the flexor pronator muscle groupin relation to the medial collateral ligament ofthe elbow”.Am J Sports Med1995;23:245-250.15)Park MC, et al:“Dynamic contributions of theflexor-pronator mass to elbow valgusstability”.J bone Joint Surg. Am2004;86-A:2268-2274.16)秋山裕介:『身体的特徴及び投球動作から見た成長期の野球選手における肘障害の発生原因』.早稲田大学大学院人間科学研究200617)高橋直美:『四肢長管骨の長軸方向の成長と骨量・骨密度変化との関連性』.早稲田大学大学院スポーツ科学研究科200843