ブックタイトル第8回 大阪学術大会論文集
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第8回 大阪学術大会論文集
Salter-Harris分類typeⅠ損傷を整復する理由<3週間後X‐P所見>(図8)骨端線の間隔に左右差なく経過良好。図8<1ヶ月後外観>(図9)外観、可動域共に左右差なく治癒とした。図6■結果<2週間後外観>(図7)外観的経過良好。局所圧痛消失にて固定除去。運動療法および温熱療法開始。図9図7■考察本症例の場合、整復せずに固定のみでも同一治療期間で良好な機能的予後を得ることができると考える。しかしその場合、初検時に疼痛のため伸展できなかった状況を差し引いても、固定除去時に外観的な屈曲変形(軽度)を残す可能性が十分に考えられる。我々柔道整復師は100%リモデリングされる症例に対しても、冒頭の理由により解剖学的整復位を得るために整復する必要がある。固定除去時の外観に左右差をなくすために最大限の工夫をすべきである。39