ブックタイトル第8回 大阪学術大会論文集
- ページ
- 29/46
このページは 第8回 大阪学術大会論文集 の電子ブックに掲載されている29ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 第8回 大阪学術大会論文集 の電子ブックに掲載されている29ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
第8回 大阪学術大会論文集
高校生の運動実施者と非実施者におけるレジリエンス尺度の比較と評価~運動内容に着目して~行動や考えに合っていると思う番号を回答してもらった。得点段階を、全くそうである→5点ややそうである→4点どちらともいえない→3点そうではない→2点全くそうではない→1点と設定して五件法で回答を求めた。これらの合計が、その人のレジリエンス得点となる。運動(スポーツ)に関するアンケート調査では、性別、定期的にスポーツを行っているのか、行っているスポーツは集団競技か個人競技なのか、部活動で行っているのか部活動以外で行っているのか、自主トレーニングを行っているのか、また、行っている部活動もしくはスポーツに楽しんで取り組んでいるのかという感情面も含めて調査を行った。■結果<結果1>(図1)性別でレジリエンス得点を比較すると、女子のほうが高いという結果に有意差が認められた(P =0.006)。このグラフは、横軸はレジリエンス得点を10刻みにしているもので、そこに得点が当てはまる人数を縦軸としているグラフになる。青が男子、赤が女子としている。各群の平均値を比べると、女子のほうが高いという結果が得られ、マンホイットニーのuテストの結果、両者間に有意差が認められた。活動、赤が部活動以外としている。両者の平均値間に有意差は認められなかった。<結果5>(図5)自主トレーニングを行っている人と行っていない人では有意差は認められなかった。これは、自主トレーニングを行っている人と行っていない人を比較した結果である。青が行っている人、赤が行っていない人としている。両者の平均値間に有意差は認められなかった。<結果6>(図6)スポーツに楽しんで取り組んでいる人とそうでない人では、楽しんで取り組んでいる人のほうがレジリエンス得点が高いという結果に有意差が認められた(P= 0.036)。これは、スポーツに楽しんで取り組んでいる人とそうでない人を比較した結果である。青がスポーツに楽しんで取り組んでいる人、赤が楽しんで取り組んでいない人としており、楽しんでスポーツに取り組んでいるほうがレジリエンス得点が高いという結果に有意差が認められた。<結果2>(図2)定期的にスポーツを行っている人と、行っていない人では有意差は認められなかった。これは定期的にスポーツを行っている人と、行っていない人を比較した結果である。青が行っている人で、赤が行っていない人としている。両者の平均値間に有意差は認められなかった。<結果3>(図3)集団競技と個人競技の有意差は、認められなかった。これは集団競技と個人競技を比較した結果である。青が集団競技、赤が個人競技としている。両者の平均値間に有意差は認められなかった。<結果4>(図4)部活動か部活動以外かでは有意差は認められなかった。これは、スポーツを部活動で行っている人と、部活動以外で行っている人を比較した結果である。青が部26