ブックタイトル第8回 大阪学術大会論文集
- ページ
- 14/46
このページは 第8回 大阪学術大会論文集 の電子ブックに掲載されている14ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 第8回 大阪学術大会論文集 の電子ブックに掲載されている14ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
第8回 大阪学術大会論文集
早期臨床実習が柔道整復教育に及ぼす影響~学生の職業的アイデンティティスコアの分析結果から~<結果2>学年別にそれぞれのスコアを比較したところ職業的モデル特性のスコアについては、全学年間において、5%、1%の危険率でも有意な差がみられた。その結果651年生におけるモデルの有無による比較を反映する形で、職業的モデルと出会ったと思える意4識が影響を及ぼし、昨年度の結果とは全く異なるアイデンティティスコアの学年別比較となり、全学年において、平均的に高値な結果となった。(図5- 1、図5-2)32平均値1アイデンティティスコア学年別比較(平均値と標準偏差)Bonferroni / Dunn法0モデル有群モデル無群12図6-11083年生におけるモデルの有無による比較64平均値1098*P<0.05201年生2年生3年生7654平均値図5-132職業的モデル特性学年別比較(平均値と標準偏差)Bonferroni / Dunn法10モデル有群モデル無群0.2030.20250.2020.20150.2010.2005平均値0.20.19950.1990.19851年生2年生3年生図5-2<結果3>職業的モデルとの出会いの有無による職業的アイデンティティスコアについて、比較に2年生がないのは、2年生は職業的モデルと出会えたと回答する学生が1名のみとなり、比較できる有効数に到達しなかったためである。1年生においては、職業的モデルの有無がアイデンティティの形成度に影響を与えるという結果ではなかったが、3年生においては、職業的モデルの有無がアイデンティティの形成度に影響を与えるということが分かる結果となった。(図6 - 1、図6 -2)図6-2◆平成24年度在学生と平成25年度在学生の職業的アイデンティティスコアの縦断的分析<結果1>職業的モデルと出会ったと思える「職業的モデル特性の学年別スコア」の年度比較では、平成24年度在学生に関しては、カリキュラムの違いによらず学年進行により職業的モデルと出会う確率が高くなるという一般的な傾向と同じ傾向を本校学生も持っていたが、平成25年度在学生においては、1年生と3年生で統計的に有意な差でスコアが高いという結果となった。(図7- 1、図7-2)11