柔道整復術の主な治療法

柔道整復師が行う治療法には様々なものがありますが、主な治療法を以下に記述します。

[整復法]

整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が外れた場合、元に戻すために操作する技術の事です。

骨折・脱臼の整復は問診や視診、触診などによって患部の状態を把握し、け
ん引や圧迫などによって元の状態に戻します。脱臼の整復は柔道整復師としての経験が
必要とされる治療法となっています。

[固定法]

固定法とは骨折や脱臼などをしてしまった場合に三角巾や包帯、副木などを使
って患部を固定する治療法の事をいいます。患部を固定する事によって無理な動きができないようにして、治療効果を高めることができます。

[後療法]

後療法とは損傷した組織を回復させる治療法の事をいいます。後療法には大きく3つの治療法(物理療法・運動療法・手技療法)があり、それぞれを相乗的に作用させて、早期に社会復帰させることを目的におこなわれます。

    ・物理療法

物理療法とは低周波や超音波の機器などを使用して患部の治療を行うことをいいます。物理療法には電気療法や光線療法、温熱療法、冷却療法などのさまざまなものがあり、患者さんの状態によって最も適した療法を選択し、治療を行います。

  ・運動療法

運動療法とは患者さんの機能回復やリハビリテーション(リハビリ)を目的として行われる治療法の事です。運動療法には手技によって行われるものと、専用の器具を使用しておこなわれるものがあります。それぞれの患者さんの状態に合わせて適切な運動療法を選択し行うことが重要となってきます。

     ・手技療法

手技療法とは柔道整復師が直接、患者さんの身体を押したり揉んだり、さすったりして行う治療法のことです。手技療法を行うことによって患者さんの訴えている様々な症状の改善を行います。
手技療法には様々なものがあり、軽擦法(けいさつほう)、揉捏法(じゅうねつほう)、叩打法(こうだほう)、圧迫法(あっぱく)などがあります。