活動について

2018.02.03

第3回 府民健康づくり講座「日本人として食を考える」

2月3日(土)午後3時より、大阪柔整会館5階大ホールにおいて、府民健康づくり講座「日本人として食を考える~人の進化から考えた食事学~」が行われた。この講座は、公益社団法人 大阪府柔道整復師会が広く府民に開放している講座の一つである。

本会理事の河井 好照先生に講師をお務め頂き、ヒトが進化の過程で何を食べてきたのかを学びながら、私たち日本人は何を食べる事で健康でいられるのかをご講義いただいた。まず人類の派生の起源・遺伝子の違いを説明され 現代では欧米人の栄養学をベースにしているが、気候や土地柄が違う日本人がその外国の栄養学をベースにするのは危険であると言われた。
また戦後の国の政策(歴史的背景)などによる食生活の変化にも触れられた。一例として、戦前まで糖尿病は日本人には少ない疾患であったにも関わらず、戦後70年で糖尿病大国と言われるまでになってしまったことにも関係していると説明された。
この講義を受講して感じたことは、普段当たり前にいわれていることに対してもさまざまな経緯や背景があり、色々な視点で学んでいくことが大切であると感じた。

広報部員 池田 孝